私たちの給料に関する話題です。今年の春闘では、およそ30年ぶりの高い水準となった賃上げですが、来年以降については大企業と中小企業とで対応の差が鮮明になっています。
牛丼チェーン「すき家」などを運営する、ゼンショーホールディングス。今年も基本給を一律に引き上げるベースアップを実施し、過去最高となる9.5%の賃上げを行いました。さらに…。
ゼンショーホールディングス 平田誠さん
「当社では2030年まで毎年ベアすると決まっています」
優秀な人材を確保するため、2030年まで毎年、賃上げを行う方針です。
今年の春闘では、およそ30年ぶりに3%を超える高い水準となった賃上げ。経済団体の1つ、経済同友会の新浪代表幹事も「継続的な賃上げを実現し、経済界の信頼を取り戻す」と訴えました。
経済同友会 新浪剛史代表幹事
「経済界が『絶対にデフレに戻さない』と。賃金をしっかりと上げておこうという意識をマインドとして持つべきだ。(日本経済が)この30年を失ってしまったのは企業も責任がある。正規雇用にこだわっているからがゆえに、今は守りに入るんだとコストカットを中心にやってきた。私たちは反省しないといけない」
ただ、賃上げをしたくてもできない企業もあります。
関東地方を中心に食品の配送を手がける運送会社。ガソリン代や電気代の高騰に加え、価格転嫁も思うように進まず、賃上げに踏み切れずにいます。
茨城乳配 吉川国之社長
「賃上げは、今年はできていなくて。(従業員に)報いてあげたいという思いは強いので、何とか賃上げをやってあげたい」
従業員、およそ300人の中小企業。「利益を削ってでも、来年こそは」と3%のベアを検討していますが、それ以降については…
茨城乳配 吉川国之社長
「中長期的な賃上げについては正直、今の段階で判断できない」
大企業だけでなく、国内の雇用のおよそ7割を占める中小企業が賃上げを続けられるのか。日本経済の成長のカギを握っています。
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