ロシアのプーチン大統領は、ウクライナがアメリカから供与されたクラスター爆弾を使用すれば「ロシアは報復する権利がある」と述べ、ウクライナをけん制しました。
プーチン大統領は16日に放送された国営テレビのインタビューの中で、アメリカがウクライナに供与したクラスター爆弾について、次のように述べました。
ロシア プーチン大統領
「ロシアは様々なクラスター爆弾を十分に備蓄している。ウクライナが使った場合、我々も報復措置として使う権利がある」
国営テレビによりますと、プーチン氏がアメリカのクラスター爆弾の供与について言及したのは初めてです。
こうした中、ウクライナ側の反転攻勢をめぐりニューヨーク・タイムズは15日、当局者の話として「ウクライナは最初の2週間で兵器の2割を失ったものの、その後、戦術を変更することで損失を軽減した」と報じました。
一方で、損害が減ったのは、攻撃の勢い自体が落ちているからだとも指摘。反転攻勢が難航しているとの見方を示しました。
ただ、アメリカの政府当局者の話として、クラスター爆弾を使用することでウクライナ軍の進軍が加速する可能性があるともしています。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









