山梨発のクリーンエネルギーシステムが海外展開に向け第一歩です。インドの工場での導入を目指し、調査が始まります。
初の海外展開が始動したのは、県などが開発した
太陽光発電などの電力で二酸化炭素を排出しないグリーン水素を製造するパワートゥーガス=P2Gシステムです。

事業はNEDO=新エネルギー・産業技術総合開発機構の採択を受けて実施するもので、6月2日長崎知事が発表しました。

それによりますと、P2Gシステムの構築を検討しているのは自動車メーカー・スズキのインドにある子会社の工場で、熱源などとしての活用を想定しているということです。
今年度は現地のエネルギーの価格などの採算性に加え、稼働にあたり気象条件が適合するかなど実用に向けた可能性を調査します。
県は2027年度末の現地工場での稼働を目指しています。