秋田県は前線や暖かく湿った空気の影響により、16日にかけて大雨となる所がある見込みです。秋田地方気象台は15日午前11時50分、「大雨と暴風及び高波に関する秋田県気象情報 第6号」を発表して、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。

降り始め(14日正午)から15日11時までの降水量(アメダスによる速報値)は、八森200.5ミリ、秋田市仁別188.5ミリ、男鹿187.0ミリ、秋田市岩見三内163.5ミリ、男鹿真山155.0ミリ、能代 153.0ミリとなっています。

24時間降水量が能代では観測史上最大、八森、男鹿真山、男鹿では7月の観測史上最大の記録的な大雨となっています。

15日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で50ミリ、16日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で30ミリです。

15日12時から16日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で150ミリです。

その後、16日12時から17日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で50から100ミリです。

沿岸では、南西の風が強く、海上ではしける見込みです。15日夕方にかけて、南西の暴風に警戒してください。高波にも注意が必要です。