3連休のレジャー 熱中症にならないために

加藤キャスター:
とにかく暑くなりますので、熱中症に注意が必要ということになります。
特にレジャーで熱中症に注意するポイントを、松原ホームクリニックの松原清二院長に伺いました。
▼遊園地などでの行列
屋外で長時間並ぶのは危険。日傘や帽子を活用し、少しでも体調が悪いなと思ったら屋内に避難する。
▼ドライブ車内
涼しい環境ではあるが、日差しで肌が熱を帯びることもあるので、アームカバーなどで対策を。

▼プールや海水浴
水遊びをしていても熱中症のリスクが高い。水に入っていない上半身や頭は直射日光を浴び熱がこもることで熱中症のリスクが高まる。
水難学会の斎藤秀俊会長:
「スイミングキャップや上着を水で濡らすなど、体が熱をもたないような対策を」
また意外な落とし穴が、家庭用プールです。
屋外の公共のプールなどは、体温が上がらないように水温は33℃以下に設定されています。しかし、家庭用のプールはうっかり放置してしまうとすぐに気温が上がってしまいますので、注意するようにしてください。
宋美玄 氏:
日陰もそんなになかったりしますので。
行楽地で行列で並ばないといけないとか、すごい危険だと思うんですけど、アウトドアメーカーなどが出してる遮光性の高い大き目の日傘だとだいぶ体感温度違いますし、最近、首などの太い血管を冷やすグッズがいろいろ出ているので。
あとおすすめは凍ったペットボトルを脇にはさむ、首とかでもいいですし。水分摂取とかも大事ですが、体をまず熱さないようにするのが大事ですよね。
井上キャスター:
産婦人科医の観点から、妊娠中の方は特に熱中症になりやすいってのを聞くんですが。
宋美玄 氏:
妊婦さんはよく「冷やすな」と言われるんですけど、妊婦は元々血流が増えてほてりやすいので、ぜひ涼しい部屋と冷たいドリンクもじゃんじゃん飲んでいいので、ぜひ気をつけてください。