長野県内では2022年、強制わいせつなど刑法上の子どもの性被害が23件あり、児童ポルノ被害も増加していることが分かりました。

県警の統計をもとに13日の「青少年問題協議会」で報告されたものです。

それによりますと、2022年、県内の20歳未満が被害者となった強制性交や強制わいせつなど刑法上の性犯罪は23件、児童ポルノの被害に遭った18歳未満の子どもは23人でした。

一方、SNSがきっかけで犯罪の被害に遭った子どもは18人。

自分の裸などを撮影する「自画撮り」で、児童ポルノ被害に遭った子どもは18人で、前の年の7人の倍以上に増えています。

協議会では、自分の体を守る性教育の必要性を検討していくとしています。