北陸地方にのびている梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため富山県は大気の状態が不安定になっています。富山県内はこれまでに降った大雨で地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まる恐れがあります。気象台は15日にかけて雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となるおそれがあるとして注意・警戒を呼びかけています。


7日午後10時からの降り始めから14日午前6時までの降水量(アメダスによる速報値)は次の通りです。
上市町東種 354.0ミリ
富山市秋ヶ島 324.5ミリ
富山 309.5ミリ
砺波市 293.0ミリ
富山市大山 243.0ミリ
富山市八尾 243.0ミリ
立山町芦峅寺 214.5ミリ
南砺市高宮 206.5ミリ
黒部市宇奈月町 206.0ミリ
高岡市伏木 180.5ミリ
南砺市五箇山 180.5ミリ
魚津市 171.5ミリ
富山市猪谷 155.5ミリ
朝日町 153.5ミリ
氷見市 131.1ミリ


富山県内の各地で、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。14日夕方にかけて富山県東部・西部ともに土砂災害に警戒してください。また15日明け方にかけても、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。落雷や突風にも注意してください。