今年6月末までに、山形県内で摘発された飲酒運転の件数は91件。
去年の同じ時期は68件でしたので、今年は去年の1.3倍以上に増えています。
警察が摘発された人に「飲酒運転をした理由」を聞いたところ、このような結果となりました。

一番多いのが「捕まらないと思った」で57.1%。また、「事故を起こさないと思った」が25.3%でした。合わせて、全体のおよそ80%が「自分は大丈夫」と思っていたという結果になりました。
「代行車がつかまらなかった」という理由は、4.4%でした。
県警の担当者は「飲酒運転の重大性を理解してほしい」と話していました。
飲酒運転で摘発されるとどうなる?
飲酒運転で摘発されるとどうなるか・・・。

呼気1リットルあたり0.25ミリリットル以上のアルコールが検出された場合、運転免許は取り消し。
また、50万円以下の罰金が課せられます。
そのほか、多額の損害賠償を払う可能性もあります。
社会の目も厳しいです、勤め先から解雇されることも考えられます。
「バレなければ大丈夫」。
その気持ちが人生を棒に振ってしまうことにつながりかねません。

県警の担当者は、
「コロナ禍が明け、外で飲酒する機会も増えたことで抑制されていた気持ちが解放されているのでは」と話していました。
これから花火大会、友達や親戚とのバーベキューなど、夏のイベントが予定されている人もいるかもしれません。
お酒を伴う場合には、ハンドルキーパーを設けるなど、飲酒運転をしない環境をつくるように心がけてください。