奉仕活動団体による短期交換プログラムで、日本を訪れているアメリカの高校生たちが濵田知事を訪ね、高知の人の温かさに触れたことを報告しました。
さまざまな奉仕活動を行う国際ロータリー四国地区は、アメリカと日本の高校生たちに互いの国への理解を深めてもらおうと、これまで2000人以上の短期交換プログラムを行っています。
今回は、ニュージャージー州の高校生や大学生ら18人が3泊4日で高知を訪れ、県立牧野植物園で自然に触れたり、ホストファミリーとの親睦を深めたりしました。
12日は濵田知事のもとを訪れ、高知での思い出や、高知の人の温かさを感じたことなどを報告しました。
(参加者)
「本当に美しい自然、山や川がたくさんあると思いました。とても楽しかったのでまた来たいです」
新型コロナの影響を受け、4年ぶりに行われた今回のプログラム。3年間待って、やっとの思いで来ることができたという参加者もいました。
(参加者)
「(牧野植物園で)いろんな花を見たんですよ。その歴史やいろんなものを見て、すごくおもしろかった。でもアメリカもきれいだと思います。だから、『帰りたくない』気持ちと『帰る』気持ち(が葛藤している)」
短期交換プログラムには、さまざまな国際問題がある中で異文化を認め、両国の架け橋となる人になってほしいという思いが込められています。
(国際ロータリー四国地区 国際奉仕委員会 竹内康祐さん)
「母国に帰って、ほかの人たちにまず広める。それが最終的に両国間の絆が深まったり、世界の平和につながったりというふうになればと思っています」
高校生たちは徳島などを訪れた後、来週帰国するということです。














