富山県は13日午後、災害対策本部会議を開き、今回の大雨による被害状況を確認しました。13日午後3時までに、人的被害では南砺市で土砂崩れに赤池伸彦市議が巻き込まれたとみられ死亡しました。土砂崩れは県西部を中心に県内各地で発生しています。


富山県によりますと、住宅の被害は県内で床上浸水が40軒、床下浸水が211軒。

農業被害では、田んぼのほか大豆や白ネギなどの畑、少なくとも30ヘクタール以上が水没したほか富山市内の牛舎1棟が浸水しました。

また小矢部川漁協のサケマスふか場が床上浸水し笹船1隻が流され行方が分からなくなっています。

新田知事は夕方の災害対策本部会議で、富山市・高岡市・小矢部市・南砺市に対して内閣府が災害救助法を適用することを明らかにしました。