山形県衛生研究所によりますと、7月9日までの1週間に県内28の小児科定点医療機関から報告された子どもの夏かぜ・ヘルパンギーナの患者数は、前の週より101人多い313人で、先週に続き大幅に増加しました。
小児科1定点当たりの報告数は11.18人と警報開始基準値の6人を大きく上回る状況が続いていて、県は「ヘルパンギーナ警報」を発令し注意を呼び掛けています。
年代別では、1歳から3歳が200人と多くなっています。
県では、ヘルパンギーナには特別な治療法や予防接種がないことから感染拡大の防止が大切だとして特にトイレやおむつの交換のあとは手洗いを徹底するよう呼びかけています。
【確認された感染者の数】313人(小児科一定点あたり11.18人)
(前週の数:212人・小児科一定点あたり7.57人)
【年代別】
1歳未満:17人
1歳:72人
2歳:69人
3歳:59人
4歳:39人
5歳:40人
6歳:7人
7歳:1人
8歳:4人
9歳:1人
10代:4人
20歳以上:0人














