新型コロナの制限が緩和された中、迎える今年の夏。大分県内各地の夏祭りが本格的に復活します。需要が高まり盛り上がりをみせる商戦など、祭り本番に向けた動きも熱を帯びています。

(八尋記者)「4年ぶりに通常開催となった長浜まつり。時間がたつにつれ、続々と人が増え、夏祭りを楽しんでいます」

県内の夏祭りのトップを切って開かれた「長浜さま」。4年ぶりの通常開催となり、大勢の家族連れなどでにぎわいました。

「長浜さま」

県内各地の夏祭りや伝統行事は、コロナ禍で中止や縮小を余儀なくされてきました。今年は日田祇園祭や大分七夕まつりなど本来の規模で実施される予定で、大分の夏の風物詩が本格的に戻ってきます。

こうしたなか、祭りの華やかな雰囲気に欠かせない浴衣商戦も盛り上がりをみせています。

(きものやまとアミュプラザおおいた店・種田照和店長)「今、人気なのが白地の浴衣になります」

夏祭り復活で浴衣の売り上げ去年の「1.5倍」 在庫薄の状態続く

大分市の「きものやまと アミュプラザおおいた店」では、現在、200種類以上の浴衣を販売しています。夏祭りの復活で今年の売り上げは去年の1.5倍に増加。その一方で、全国的にも浴衣の需要が伸びているため、商品が入荷しない状態が続いているといいます。

きものやまと アミュプラザおおいた店

(きものやまとアミュプラザおおいた店・種田照和店長)「商品を置きたいけど全国で売れているので、数が少なくなっている。もっと売りたいし、もっと出したいですね」