富山県内は12日夕方から13日にかけて雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、12日夜の初め頃から13日明け方にかけて警報級の大雨となる所がある見込みです。気象台は土砂災害に警戒するよう呼びかけています。

気象台によりますと、梅雨前線が朝鮮半島から東北地方にのびています。北陸地方の上空約5500メートルには13日にかけて氷点下6℃以下の寒気が流れ込む見込みです。このため13日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

7日午後10時からの降りはじめから12日午前5時までの降水量は砺波市で107ミリ、富山市秋ケ島で106.5ミリ、上市町東種で105ミリ、宇奈月で90.5ミり、富山で85.5ミりとなっています。

12日に予想される1時間降水量は富山県東部西部ともに40ミリと見込まれています。

気象台は12日夜のはじめ頃から13日明け方にかけて土砂災害に警戒するよう呼びかけています。

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