香港政府トップの李家超行政長官は、日本が福島第一原発の処理水を海洋放出すれば、多くの県の水産物について輸入を禁止すると明言しました。

香港政府は福島第一原発の事故後、福島県など5つの県の水産物に対し、輸入の条件として日本政府が発行した放射性物質の検査証明書の提出を求めています。

きょう行われた会見で李家超行政長官は、福島第一原発の処理水の海洋放出計画について「これほど大量に、長期間放出された例はない」とけん制しました。その上で、海洋放出された場合は、今よりも多くの県を対象に水産物の輸入を禁止すると明言しました。

農林水産省によると、去年の香港への農林水産物や食品の輸出額は2086億円で、中国に次いで2番目に高い数字となっています。

輸入禁止となれば、日本・香港の双方に影響が広がりそうです。