東京地検トップの検事正に山元裕史氏(59)が就任し、「重責に身の引き締まる思い」と意気込みを語りました。

11日付で東京地検トップの検事正に就任したのは、前東京高検次席検事の山元裕史氏です。千葉県出身の山元氏は1990年に検事に任官し、これまで東京地検特捜部副部長や法務省刑事局刑事課長、東京高検刑事部長などを歴任していて、2021年7月からは東京高検次席検事を務めていました。

11日の記者会見では、「首都・東京を管轄する我が国最大の地検の検事正の重責を担うことになり、身の引き締まる思い」と述べました。

さらに、性犯罪の規定を見直す改正刑法が今月から施行されることに触れ、「法改正の趣旨を踏まえ、法と証拠に基づき適切に対応し、適正な刑事手続きに務める」と話しました。