新潟県長岡市の高校生が商品開発に携わった『みそ』を使った新商品の試食会が行われました。長岡の伝統野菜を使い、雪室で寝かした“珍しいみそ”だということです。

新商品は、みそを使ったおだんごに、みそと佐渡のアゴだしを使った冷や汁。そして、3種類のチャーシューに特製みそダレを絡めたどんぶりです。

使われているみそは「ゆきとさかなまめ」。
長岡の伝統野菜で、9月下旬から収穫される貴重な枝豆=肴豆(さかなまめ)を使用しています。長岡市で行われた試食会には、みそを作った長岡農業高校の生徒らが出席しました。

「ゆきとさかなまめ」は生徒と、長岡市の飲食店らで作るブランド協議会が共同で3年前から開発してきました。豆の味わいが強く、さらに雪室で半年寝かすことで、まろやかな味わいになっているのが特徴です。

【高校生】
「冷や汁では、だしと肴豆のみその相性が良くさっぱりしていて、これからの季節にぴったりだなと思った」
「自分たちが作ったみそが、いろんな人に食べてもらえたらうれしいなと思う」

【スノーフード長岡ブランド協議会 鈴木将 代表】
「僕らもすごく勉強になったし、高校生たちにも僕らのこだわっている部分だったり、地域ならではの魅力を伝えることができたかなと」
みそを使った新メニューは、7月14日から江口だんごやSUZUグループの一部の店舗などで提供し、『みそ』そのものも販売するということです。