マイナンバーをめぐる相次ぐトラブルを受け、個人情報保護委員会はデジタル庁に対する立ち入り検査を検討していますが、立憲民主党のヒアリングに出席した担当者は、“検査では河野大臣も対象になりうる”との認識を示しました。

立憲民主党 長妻昭 政調会長
「とうとう個人情報保護委員会が立ち入りということで、河野大臣の責任、非常に重いのではないのか」

立憲民主党がきょう開いたマイナンバーをめぐるヒアリングには、個人情報保護委員会の担当者が出席しました。

担当者は、立ち入り検査するか「検討中」だとしながらも、先月30日にデジタル庁から受け取った報告書について、「我々の要求する内容には達していない」と指摘。「文書でのやりとりでは限界がある」として、検査実施の必要性を強調しました。

さらに、検査の上で必要であれば、河野デジタル大臣も対象に含まれる可能性があるとの認識を示しました。