イギリスを訪問したアメリカのバイデン大統領は10日、スナク首相と会談しました。ウクライナへのクラスター爆弾の供与について理解を求めたとみられます。

アメリカ バイデン大統領
「アメリカとイギリス、我々の関係は盤石だ」

ロンドンにある首相官邸を訪れたバイデン大統領は会談の冒頭、「話すことはたくさんある。我々の関係は盤石だ」などと述べました。

イギリスの首相官邸によりますと、両首脳はウクライナの反転攻勢の進捗について議論し、ウクライナが戦争に勝利し恒久的な平和を勝ち取るために必要な支援を行うことの重要性を確認したということです。

会談で、バイデン大統領はウクライナへのクラスター爆弾の供与について必要性を説明し理解を求めたとみられます。

スナク首相はクラスター爆弾の供与について否定的な立場を示しています。

両首脳は11日からリトアニアで開かれるNATO首脳会議に出席する予定です。