広島・三次市甲奴町で特産の「カーターピーナッツ」の作付けが行われています。生産量が落ち込む中、巻き返しを図ります。


三次市甲奴町です。町内最大のピーナツ生産者「グリーンカウベル」の畑では、従業員10人余りが出て、カーターピーナッツの苗を植えていました。

グリーンカウベル 森永純一農場長
「苗の出来はことしもいいので、天候の不良さえなければ、収量は期待できると思っています」


カーターピーナッツは、かつて甲奴町を訪れたアメリカのカーター元大統領から町にプレゼントされたピーナツです。

しかし、農家の高齢化や鳥獣被害によって生産量は激減。去年は8月の大雨被害もあって過去最低でした。三次市も生産態勢の立て直しに動いています。


三次市 甲奴支所 杉原達也支所長
「去年よりもっと多くの人に声かけをしまして、栽培面積を増やしてもらうようお願いしました。うまく行けば収穫量は増えると思います」

収穫は、10月下旬ころの予定です。