日本とベトナムの外交関係樹立50周年を記念して制作される新作オペラ『アニオー姫』の出演者らが、このほど長崎県の馬場副知事を表敬訪問しました。

長崎県庁を訪れたのは、日本とベトナム共同制作の新作オペラで、主役の“アニオー姫”を演じるダオ・トー・ロアンさんと、ブイ・ティ・チャンさんです。

日本とベトナムの外交関係樹立50周年を記念して制作されるオペラ「アニオー姫」は、ベトナムの姫と長崎の商人の愛を描いた物語です。

今年9月にベトナムで初演されるのを前に、役作りなどのために長崎を訪れた出演者らが、馬場副知事に本番に向けての意気込みを語りました。

ダオ・トー・ロアンさん(アニオー姫役):
「日本とベトナム両国の文化の調和を感じてほしいです」

長崎での公演は未定だということですが、およそ400年前から続く長崎とベトナムの友好関係が、オペラを通じてさらに深まることが期待されています。