大雨により九州北部の各地で土砂災害が発生しています。福岡県久留米市では住宅7棟が巻き込まれ、救助活動が続いています。

きょう午前9時半ごろ、久留米市田主丸町竹野で土砂崩れが発生し、住宅7棟が損壊しました。久留米市によると、被害を受けた地区にはあわせて20人程度の住民が暮らしているということです。

消防によりますと、現場からはこれまでに14人が救助されていて、高齢の男性と20代の女性の2人は意識があるということです。その他の人の容体についてはわかっていません。

一方、福岡県添田町庄では70代の夫婦2人が住む住宅が土砂に埋まり、妻の死亡が確認されました。

佐賀県唐津市浜玉町では住宅2棟に土砂が流れ込み、女性1人が救助されましたが、心肺停止の状態です。