安倍元首相銃撃事件から、8日で1年です。
事件後、世界平和統一家庭連合=旧統一教会をめぐる、さまざまな動きがありました。
教団の問題に取り組んできた北海道内の人々の思い。
旧統一教会問題のいまです。
投票日の2日前、参院選の応援演説中、安倍元総理が銃撃されました。
この事件が、すべてが動き始めるきっかけでした。

殺人罪などに問われた被告は、母親が旧統一教会に入信。
1億円以上の献金で、家庭が困窮したことから、教団を恨んでいたとみられています。
教団の活動を国内で広めたのが安倍元総理と考え、犯行に及んだとされます。
北海道内で35年以上、教団と向き合ってきた弁護士です。

全国統一教会被害対策弁護団 内田信也弁護士(札幌弁護士会)
「マスコミも社会も、旧統一教会の問題について静かにしていたのが、安倍元総理の襲撃事件でもって、旧統一教会が30年ぶりに社会問題として注目された。われわれは想定していなかった」