夏の高校野球山形大会が7日開幕し、甲子園出場をかけた熱い戦いが始まりました。

山形県中山町で行われた開会式では、去年の優勝校・鶴岡東を先頭に、全42チームが堂々と入場行進を行いました。

このあと選手を代表し、南陽の田中春伍主将が選手宣誓を行いました。

南陽高校・田中春伍主将「大切な人たちに見守られて野球ができること、仲間を応援できること、この喜びを力に変えて諦めないプレーで支えてくれた方々に感謝の気持ちを伝えます」

このあと行われた開幕戦では左沢高校と高畠高校が対戦。

試合は初回に左沢が先制し、高畠1点ビハインドで迎えた2回ウラ。

内野安打で出たランナーを三塁に進め、9番松木の犠牲フライで1点を返します。

一方の左沢は、5回に満塁のチャンスを迎えます。

5番川越がレフトへヒット!大きな追加点をあげます。

その後、左沢はランナーを出しながらも先発横山を中心にバッテリーが要所を締め、5対1で開幕戦を勝利で飾りました。

左沢高校2年・横山海斗投手「マウンドに立つまでは緊張なかったんですけど、立ってから応援聞いてすごく緊張しました。全員野球なのでそこだけしっかりがんばっていきたい」

左沢高校・山口博之監督「開幕戦で勝てたのは本当に私もうれしいし、生徒もうれしがってます。(次の相手の)山形中央さんは実力のあるチームなので、できることを基本に忠実にやるだけ」