3つ目は保護者の負担

甲府市立湯田小学校 一瀬孝仁校長:
お弁当持ってきてとなると大変ですし、一日開催で運動会が延期になってしまった場合には食材の買い直しで経済的負担もかかるかな、ということで。

PTAの役員からも半日開催を歓迎する声が多く、運動会の種目数はコロナ禍前の一日開催では16、その後の半日開催では15と大きな変化はありませんでした。

甲府市立湯田小学校 一瀬孝仁校長:
子どもたちの出番も一人につき4回あるいは5回程度出てきますので、従来の運動会の目的が達成できているということも一つの理由になっています。

UTYで甲府市内の全ての公立小学校に電話で聞き取り調査をしたところ、全く未定とした1校を除き、全て半日開催の予定か、既に半日で開催していました。
以前のような昼食をはさむ形での開催を検討している小学校はありません。

甲府市立湯田小学校 一瀬孝仁校長:
運動会自体を見直す事が出来たということですね。本校の場合は運動会の目的や狙いを考えるとコロナ禍の中でも達成できていたと考えていますので、今後も半日の開催でやっていければなと思っています。

5類移行から8日で2か月、コロナ禍で奇しくも「効率化」「負担軽減」が見つめなおされた事で小学校の運動会は形を変えていく事になりそうです。