本格的な海水浴シーズンを前に富山市の岩瀬浜に多くの流木が漂着しているのが確認されました。海水浴客がケガをするおそれもあり、一日も早い撤去を望む声が挙がっています。

記者:「富山市の岩瀬浜です。海水浴シーズンが始まりましたが、海岸にはあたり一面、流木が流れ着いています」

この流木は5月上旬の大雨の際に神通川を下って漂着したとみられます。

富山県によりますと、岩瀬漁港から東側700メートル以上にわたって波打ち際に流木が積みあがっているとのことです。

海水浴客:「最初見たときはいっぱいあるなって、ちょっとびっくりしましたけど、マリンブーツ忘れてきたので困ったなと思っているんですけど」

釣り人:「さっき四方(よかた)に行ってきたけど、四方も結構あったわ。これみると掃除せんとあかんと思うんだけど」

岩瀬浜では7月1日に海開きをしたばかりです。

砂浜を歩く際にケガをする恐れがることから関係者は一日も早い撤去を求めています。

海の家栄楽荘・敏蔭かりん店長:「人の手ではどうにもできないかなと。流木あるだけで帰っていく方も。釣り人もそうですけど。遊泳区域だけでも早く無くしてほしいと思います」

富山県は今月10日から重機をいれて流木の撤去にとりかかり、夏休みが始まる前に片づけたいとしています。