開始1日で登録者が世界で3000万人を突破した、「Threads(スレッズ)」。
提供するのは、Facebookやインスタグラムを運営するアメリカのIT大手Meta社です。
新たなSNSは、日本でどこまで広がるのか?
ツイッターとの違いや、課題などをITジャーナリストの三上洋氏に聞きます。
ツイッターとの違いは・・・

まずは、ツイッターとの違いについて見ていきます。
〈1投稿で書ける文字数〉
ツイッター→140字
スレッズ→500字
〈1投稿に載せられる写真〉
ツイッター→4枚
スレッズ→10枚
〈1投稿に載せられる動画〉
ツイッター→2分20秒
スレッズ→5分
アカウントを持つにはインスタグラムのアカウントを持っていることが必須です。
登録者数3000万人超 著名人も続々開始

スレッズのサービス開始から1日経ちましたが、登録者数は既に3000万人を超えており、著名人も続々と始めています。
まず‟インスタの女王”フォロワー数約997万人の渡辺直美さん。
他にも、インスタグラムでたくさんのフォロワーを抱えている有吉弘行さん、指原莉乃さん、フワちゃん、オリックスの山本由伸投手、河野太郎デジタル大臣なども始めています。
ひるおびコメンテーターの中川翔子さんも、スレッズのフォロワー数はすでに1万人を超えています。
ITジャーナリスト 三上洋氏:
1日かからず3000万人というのはもちろん世界記録です。
今までの1億人突破の記録が「ChatGPT」の2か月だったんです。
これは多分数日のうちに1億突破するんじゃないかという勢いですから、世界でギネス記録になっちゃうような大人気となっています。
恵俊彰:
なんでそんなに人気があるんですか?
三上氏:
一つは、インスタから誰でも簡単に移行できるということ。
著名人の方を見てもわかる通り、インスタグラムでフォロワーがたくさんいる方なので、インスタ経由でアカウントを作った人がこの著名人をみんなフォローしてるということですね。
あとはやっぱりTwitterが今弱っている。閲覧制限がかかって使いづらくなっている一番つらい状況のときに、Meta社が殴り込みをかけてユーザーをとりに来たって感じですね。
落語家 立川志らく:
一応私はツイッターと、インスタもやっている。ツイッターは13万人か14万人のフォロワーがいるんだけど、インスタはほとんどあげないので、数千人しかいないんですよ。だからそこから移動してもあまり増えないかなと思って、ちょっと様子見ですね。
恵俊彰:
でも、師匠がスレッズを始めたとしたら師匠のツイッターを見ていた人たちは、そっち行くんじゃないですか?
落語家 立川志らく:
そこに十何万人が来る可能性はあるんですよね。
ことによると逆転しちゃうような。そしたらやっぱり移行しないとね。私は情報発信していますから。