中国を訪れている玉城知事は李強首相と会談し、中国との交流促進のため渡航ビザの簡素化などを要請しました。

玉城知事は日本国際貿易促進協会、国貿促の代表団の顧問として中国を訪れていて、7月5日に河野洋平団長とともに共産党序列2位の李強首相と会談しました。

会談で玉城知事は、新型コロナの影響で停止した中国と沖縄の直行便の回復を要請し、李首相は検討を指示する考えを示したということです。

玉城知事
「定期航空路線の復便とビザ手続きの簡素化によって活発な交流が早期に回復し、さらに互恵的に双方国と地域が発展することを希望いたしますということをお話いたしました」

玉城知事が中国政府幹部と対面で会談するのは4年ぶりで、「沖縄県からの地域交流を促進したいということにお答えをしっかり頂いた」と述べ、有意義な面談だったと強調しました。