夏に向け、ビール市場が熱気を帯びています。背景にあるのは10月に控えた「ビール減税」。1缶あたり7円ほど安くなることから、新商品の投入が相次いでいます。
きょうアサヒビールが発表したのは、フタを開けると生ビールのような泡が出てくる“生ジョッキ缶”の新商品。1缶284円(税込)のプレミアム価格です。
“生ジョッキ缶”はおととし、看板商品の「スーパードライ」で導入し、4億本を超える大ヒット商品に。そのプレミアム版の新商品を今、投入した理由。
アサヒビール 梶浦瑞穂マーケティング本部長
「ビール減税があることで、さらなるビールカテゴリーへの流入が起こる」
この秋に迫る「ビール減税」です。10月から「ビール」の税率が350ミリリットルあたり7円程度下がるほか、▼「第3のビール」の税率は9円程度引き上げられ、「発泡酒」と同じになります。
価格差が縮まることでビールの需要が高まると見込む各社が夏を前に次々と新商品を投入しています。
▼キリンは「一番搾り」を2年ぶりにリニューアルするほか、クラフトビールの販売を強化。▼サッポロは「ヱビス」からドイツ産のホップを使った商品を投入しています。さらに、▼サントリーは4月に新たな定番商品として、10円ほど安いビールを売り出しました。
客
「今みんな上がっているのに、下がるなんてないと思っていた。(酒税が)下がることは歓迎」
「選択肢が増えると思う」
セルシオ和田店 久保田浩二さん
「ビールの割合、品揃えの充実や棚を占める割合の比率を変えながら、ビールを手に取る機会を増やしていければ」
ビール減税を見据えた競争が一段と激しくなりそうです。
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