今月1日に富山で開催されたサッカーJ3の試合で、カターレ富山の大畑隆也選手に出されたイエローカードが人違いだったことがわかりました。
イエローカードの「人違い」があったのは、今月1日に行われたカターレ富山対鹿児島ユナイテッドFC の試合。
前半36分に鹿児島の選手にカターレのDF大畑隆也選手とMF脇本晃成選手が競り合いにいったところ3人が密集。脇本選手の足が鹿児島の選手に当たってしまい鹿児島の選手が大きく転倒したように見えましたが、大畑選手のラフプレーだとしてイエローカードが出されました。
しかし、試合後にカターレがJリーグへ意見書と映像を提出。Jリーグの規律委員会によって、大畑選手へのイエローカードは脇本選手に対するもので「人違い」だったと発表しました。
大畑選手は後半にもイエローカードをもらい退場。1点を追いかけていたカターレは数的不利となり、鹿児島に追加点を許し2対0で鹿児島に負けています。この試合でカターレは今シーズンホーム初黒星を喫しました。
これにより大畑選手はイエローカードの累積枚数が4枚となり、1試合出場停止処分となっていたところ、この「人違い」によりJリーグは「大畑選手の警告累積には算入しないが、脇本選手の警告累積に算入する」と発表。大畑選手は、次の愛媛戦へ出場可能となりました。
一方、Jリーグは「公式記録は変更しない」と発表しています。