日本を訪れる外国人が急増するなか、駅員との「言葉の壁」を簡単に取りのぞくことのできる取り組みが始まります。
この透明なディスプレイが「言葉の壁」を取りのぞく道具です。中国語が堪能な記者が使ってみると、ほぼ正確な日本語が表示されました。
このディスプレイは来週から西武新宿駅に設置されるものです。外国人の言語を駅員側に日本語で、駅員の日本語を相手の言語に翻訳します。
英語や中国語のほか、スペイン語やフランス語など12か国語に対応し、簡単に会話できるといいます。
西武鉄道 矢島綾乃さん
「インバウンドのお客様が増えている中で、駅係員と海外からのお客様がお互いの表情を見ながら、円滑にコミュニケーションを取れることを期待しております」
訪日外国人に日本で困ったことを聞いた調査では「施設などのスタッフとのコミュニケーション」が1位になっています。
西武鉄道はこうした課題を解決し、回復しつつあるインバウンド需要を取り込みたい考えです。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









