去年から続く、卵の価格高騰。2週連続で卸売り価格が少し下がりつつありますが、値段が以前のように戻るには「2年はかかる」との厳しい関係者の声も出ています。
きょう、あるスーパーではMサイズの卵が1パック239円。特売でいつもより50円安く販売していました。
去年10月以降、大流行した鳥インフルエンザの影響で卵の価格はおよそ1.3倍になりました。
ようやく先月、農水省は鳥インフルエンザウイルスが国内の農場からなくなったと宣言。最高値が続いていた卵の卸売り価格も、2週連続で下落傾向となりました。消費者に届く卵の値段も下がりつつあります。
「多少は安くなった感じがする」
しかし、以前のような価格に戻るかどうかは、まだ不透明です。
日本の生産量のうち、およそ1割も扱うキユーピー。きょう上期の決算を発表しましたが、前の年の同じ時期に比べて営業利益が5割以上減りました。卵不足などの影響で原材料が上がっているほか、業務用の液卵としてブラジル産の卵を輸入するなど、企業努力を続けましたが…
キユーピー 北川岳史執行役員
「キユーピーの予測としては(鶏卵価格は)下期、やはり上がっていくだろう」
と、厳しい見通しを示しました。
たまご焼きの加工販売をしながら、卵問屋もしているこちらの会社。2月に取材した際は、すかすかだった倉庫も、きょうはたくさんの卵が積まれていました。
ヤマナシヤ 久松一弘社長
「1000万円とか2000万円(の赤字)になるような感じだった」
取引先にたまご焼きの値上げの交渉を続け、価格転嫁をすすめるなどしてなんとか150万円の赤字で収めることができたといいます。卵の生産量はまだ完全には戻っておらず、価格はすぐには戻らないといいます。
ヤマナシヤ 久松一弘社長
「僕は(完全に価格戻るまで)2年かかると。お盆ぐらいまでは下がっていく」
物価の優等生と言われ、値段が40年近く変わらなかった卵。以前のように戻るには、まだ時間がかかります。
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