ウクライナでは4日もロシア軍の攻撃で死者が出ています。こうした中、NATO=北大西洋条約機構の加盟国は、ストルテンベルグ事務総長の任期を1年延長することで合意しました。
ウクライナ南部ヘルソン州の政府によりますと、州都ヘルソンで4日、ロシア軍の砲撃により2人が死亡しました。
また、北東部ハルキウ州の州知事は、ロシア軍のミサイル攻撃で住宅9棟が被害を受け、12人の子どもを含む43人がけがをしたと発表しています。
こうした中、ウクライナを支援するNATOは、9月末までとなっていたストルテンベルグ事務総長の任期を1年延長することで、加盟国が合意したと発表しました。ウクライナ侵攻が続く中、ストルテンベルグ氏の経験が必要と判断したとみられます。
ストルテンベルグ氏は2014年に事務総長に就任、任期の延長は今回で4度目です。
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