専門家「教員の自己犠牲で成り立ってきた」
2019年、妻は滑川市と富山県に合わせて約1億円の損害賠償を求める裁判を起こしました。

妻側は夫が死亡したのは、市側が勤務時間を適切に管理する義務を怠った安全配慮義務違反によるものだと主張。

一方、市側はこれまでの裁判で、部活動については「教員の自由裁量によって行われた」などと反論し、賠償責任はないと主張しています。
部活動をめぐっては学習指導要領のなかで、「生徒の自主的、自発的な参加により行われる」などと書かれているだけで、教員がどう関わるべきかは明記されていません。
専門家は…

名古屋大学大学院 内田良教授
「『部活やってください先生』って言われたときに、仕方なく自己犠牲のもとやってしまう。実際には自主的と位置づけられながらも学校の活動としてちゃんと設けられ、そして顧問が割り当てられ、指導しているからには、基本的には労働だろうと」
責任はどこにあるのか?明らかにしてほしいと妻は願っています。

夫を過労死でなくした女性
「主人は教員っていう仕事がすごくすごく好きだったんですよ。『俺は教頭にも校長にもならなくて一生教員でいたいんだ』って言ってたんですね。ずっとずっと子どもたちと関わるいち教員でいたいって言ってたんです。学校でやる部活なら授業と同じように、教員の健康を守りながらやってほしいと思うんですね」














