4日夕方、静岡県で竜巻とみられる突風が発生しました。掛川市では大型トラックが横転する被害が確認されています。一方、大雨に見舞われた熊本県では住民が後片付けに追われていました。九州では5日も再び大雨のおそれがあります。

静岡で竜巻発生か 大型トレーラーや小屋が吹き飛ぶ被害も

7月4日の夕方、静岡県で竜巻とみられる突風が発生しました。掛川市内では強い雨と強風による被害が出ています。

【午後5時前】
スクープ投稿撮影者
「雨はいきなり降ってきた感じで、突発的な雨でした。2、3分で降り終わる感じで。ドッグランが家にあるんですけど、そのドッグランの柵が吹っ飛んじゃって。20キロくらいの重りをつけていたんですけど、それが浮き上がっちゃって」

【午後7時半ごろ】
道路に横倒しになったトラック

記者
「大きなトラックが片方の車線をふさぐように倒れてしまっています」

・地元消防などによると「竜巻によって大型トレーラーが横転した」と運転手から通報あり
・運転手は右腕を打撲するなどの軽傷

【午後8時ごろ】
小屋が風で飛ばされ道路をふさぐ

小屋の持ち主
浮いて飛んだような感じだと思うが、とにかく雨と風がひどかった」
・掛川市によると他にも街路樹の倒木や、車の横転、信号機の停電などの被害もあり

【午後10時ごろ】
記者
「掛川市のゴルフ練習場です。柱が真ん中あたりで折れ曲がっています。手前の建物が奥の建物に寄りかかるように傾いてしまっています」

静岡県内では、午後から積乱雲が沸き始め、気象庁から8回『竜巻注意情報』が発表されるなど、大気が不安定な状態でした。

気象予報士 森田正光さん
「上空に寒気が入っていて、平年よりも3度くらい低い寒気が入っていたと思う。いつもより地上は晴れて暖かかったので、不安定な度合いが増した。それで起きた」

竜巻の強さは藤田(JEF)スケールという基準があり、風の強さで6段階に分かれています。今回の大型トラックが横転するほどの突風とはどのようなレベルなのでしょうか?

気象予報士 森田さん
「トラックの横転は(風速)50メートル以上吹かないとあんなふうにならない。人間だったら軽く飛ばされてしまう。日本では年間で竜巻が50個ぐらいできるのですが、トラックが横転するレベルのJFE2はその1割ぐらい」

竜巻は台風が多くなる夏から秋にかけて起こりやすく、注意が必要です。