金(ゴールド)関係

とりあえず使い道がない1億円なら、価値が落ちないものに、と考えたのか「金(ゴールド)関係」にした自治体は数多くありました。金の延べ棒、純金のかつお、金銀のこけしを作って、当時スーパースターだった双子の姉妹「きんさんぎんさん」を呼んだ自治体もありました。

ゴールド関係は市役所などに展示され、多くの市民が触りに来たものです(津名町の金塊は実際にはレンタルでした)。

「日本一の〇〇」関連

「日本一のなにか」を作ったところも数多くありました。
日本一の水車や、日本一のローラーすべり台、日本一のえびす像に、日本一の獅子頭。とにかく全国に「日本一」が数多く現れました。

土偶については殊更に「日本一」をうたったわけではありませんでしたが、間違いなく日本最大でしょう。 *「日本一」の称号はいずれも当時

また田んぼの中に「村営キャバレー」を作った自治体もあり、中高年の社交場として大好評を博しました。この村の場合「村内に飲み屋がなく、みんな隣町に飲みに行ってしまうから」という事情があったそうです。

「お年寄りに元気になってもらって医療費を節約する」という理屈もあったそうで。 なお経営難から2003年に閉鎖となりました。