きっかけは「猫舌」!

店主 神野文寿さん:
「自分が猫舌なんですよね。(以前は)カップラーメンに氷とか入れないと食べられませんでした。自分の賄いのときに冷めたものを食べていたんですけど、これ冷やしたらどうなるんだろうと」

猫舌ならではの発想で生まれた冷やし唐揚げ。揚げたてをバットに移し、蒸気と旨味を逃がさないようすぐラップをかけて業務用の冷凍庫へ入れます。マイナス18度ほどで30分から40分、冷やして熱を取りその後、冷蔵庫に移します。

神野さん:
「思ったよりも周りがしっとりして食べられる。(温かいのと比べて)鶏肉の味というよりタレの味がすごくダイレクトに濃厚に感じる」

客の反応はどうでしょうか。

冷やし唐揚げラーメン食べた客:
「すごい良いですね今日も暑いので、どうかなって正直思ったけど美味しいです」

神野さん:
「新しいとか食べたことないから、これ面白いねと言われるのが嬉しい」

独自の味を追い求める神野さん。料理人としてのスタートは20歳の時、石巻市門脇町の仕出し店に入社しました。