北九州市の西側を選挙区とする福岡9区で、支部長を決めるための党員投票が3日告示されました。支部長の座を争うのは、参議院議員の大家敏志氏と北九州市議の三原朝利氏です。支部長になるということは、つまり次の衆議院選挙で自民党の候補者になるということ。2人は、保守分裂となった北九州市長選でも陣営の責任者として対峙していて、因縁の対決となります。


◆因縁の対決初日 ふたりは何を語ったのか


北九州市議 三原朝利氏
「今こそ北九州、前に進む時この北九州の勢いを止めてはならない」

参議院議員 大家敏志氏
「やる気と勇気は誰でも持っている、しかしし皆をまとめる力、市会議員、県議会議員、街のみんなをまとめる力、これがなければ政治を進めることはできない」

北九州市八幡西区の街頭に立った参議院議員の大家敏志氏と北九州市議の三原朝利氏。自民党福岡9区の支部長を選ぶ党員投票が3日告示され、それぞれ支持を訴えました。

北九州市議 三原朝利氏
「私は北九州市長選で共に新市長と戦わせていただきました。その強固な信頼関係こそが必ず北九州を前に進めることができる」

参議院議員 大家敏志氏
「私のこれまで培ってきた与野党超えた人脈、国会の中での人間力をいかせる場面だと思っています」

2人は保守分裂となった今年2月の北九州市長選で陣営の責任者を務めていて、因縁の対決となります。


◆参議院から衆議院へのくら替え なぜ?


北九州市議会 自民系会派
「出馬を要請します」

福岡県看護連盟
「ぜひともこの福岡の地から3人目の総理大臣、そういった気持ちで先生の背中を押したい」

市議団や業界団体から衆議院議員への鞍替えを要請された大家敏志参議院議員。要請文は全く同じ文面で、「総理」を目指して欲しいと書かれていました。



◆大家敏志氏 参議院で放つ「存在感」と麻生太郎氏との関係



2018年の参議院本会議で 
参議院議員 大家敏志氏 「いい加減にしろ」