千年以上の歴史を誇る福島県相双地方の夏の風物詩「相馬野馬追」が、3年ぶりに感染拡大前と同じ規模で開催されることが、30日に発表されました。祭りの呼び物、「神旗争奪戦」も行われます。
【南相馬市・門馬和夫市長】「通常通り開催に向けて進んでいることにほっとしている」
相馬野馬追の執行委員会は30日に会見を開き、今年の野馬追は3年ぶりに通常の規模で開催することを明らかにしました。
相馬野馬追は新型コロナの感染拡大で、おととしと去年は神事のみが執り行われるなど規模を大幅に縮小して開催されました。今年は観客を入れて7月23日から3日間開催され、2日目には3年ぶりに雲雀ヶ原祭場地で神旗争奪戦や甲冑競馬なども行われる予定です。
野馬追の参加者が年々、減っていた中での3年ぶりの通常開催に、祭りの執行委員長を務める南相馬市の門馬和夫市長は大きな意味があると話します。
【門馬市長】「みなさんに楽しんでいただきたいというものもあるが、そのためにも野馬追を継続、伝承していかなければならない」
チケットは31日からインターネットやコンビニなどで販売され、執行委員会は約3万人の来場を見込んでいます。
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