物価高の影響で生活に苦しむ学生がでないよう支援するため、岩手県立大学は3日、食品の詰め合わせなどを配布しました。

 この取り組みは原材料価格の上昇や原油高、円安を背景に物価が高騰していることから学生の支援を目的に行われたものです。
 支援の内容は食品の詰め合わせ、図書カード、大学生協のアプリへのチャージの3つの中から学生が選択することができ、いずれも1人当たり5000円相当となります。
 支援の対象は県立大学に通う全ての学生で、現在およそ9割の学生が申請していて、学内の食堂や売店などで利用できるアプリへのチャージを選ぶ学生が多いということです。

(学生)
「一人暮らしをしているのですが、食費・生活費がかかってしまって娯楽のほうにお金を使えないので困っていたんですけど、支援をしていただけるということで本当に助かりますし、本当に感謝のの気持ちでいっぱいになっております」
「定期的にこういった支援があった方が、学生としても助かると思います」

 今回の支援は奨学金事業や留学支援に取り組む独立行政法人「日本学生支援機構」の助成金を活用して実施されました。

(岩手県立大学 学生支援本部 三上邦彦本部長)
「最近、コロナ禍の状況の中で学生生活自体も閉塞的なところもございまして、あわせて経済的な側面では、非常に厳しさを私たち教職員も感じておりまして、少しでも何かの形でこういった支援ができればと常々考えておりました」

 県立大学は、食堂のメニューの値引きを実施するなど今後も学生への支援を続けていく予定です。