アメリカの財務省はイエレン財務長官が今週、中国を訪問すると発表しました。先月のブリンケン国務長官に続くバイデン政権の閣僚による訪中となります。

アメリカ財務省によりますと、イエレン財務長官は6日から9日の日程で中国の北京を訪問し、中国政府の高官と会談します。世界の2大経済大国として両国の関係を責任を持って管理するため、懸念事項についても直接話し合うとしています。

アメリカは中国に対して半導体など先端技術で輸出規制を行う一方、それ以外の分野では中国との経済関係を維持する姿勢も示していて、継続的に対話のできる関係を構築していきたい考えです。バイデン政権の閣僚ではブリンケン国務長官が先月、北京を訪問し、習近平国家主席と会談していました。