トラブルが相次ぐマイナンバーカード。河野大臣が‟名称変更”に言及しました。

河野大臣「名称変更も」

7月2日、NHKの報道番組に河野太郎デジタル大臣が出演し、マイナンバーのトラブルを受けて発言しました。

▼「マイナンバー制度」と「マイナンバーカード」の違いが、一般的に理解されていない
▼次に更新するときには、マイナンバーカードという名前をやめた方がいいのではないかと個人的に思っている

ナンバーカードの申請状況としては、累計9730万3627人。人口に対する割合は約77.3%となっています。

‟名称変更”に街の声はー


30代 専業主婦 マイナカードあり
「名前を変更してもややこしいんじゃないかなと。変更したことをわかっていない人は混乱しちゃうと思います。」

50代 エンジニア マイナカードあり
「名前を変えただけでどうこう変わることはないと思うが、わかりやすい名前になってくれた方がいいですし、一本化された方がいいと思います。」

60代 事務職 マイナカードあり
そこにお金かけることじゃない。また全部印刷もやり直しとすると、もっと混乱するんじゃないかなと。今もマイナンバーカードで通ってるからそのままでいいんじゃないかなと思いますけど。(問題は)そこじゃないですよね。」


名称変更に関してはー
日本政策総研理事長 若生幸也氏:
実は、2016年の2月、最初にマイナンバーカード制度が入ったときに「個人番号カード」から「マイナンバーカード」という名前に変えた経緯がありました。
最初の段階で変えるのであればいいんですけども、ここまで皆さんに普及している状況の中で、変えていくのが果たしていいのか。
確かに「マイナンバー制度」と「マイナンバーカード」に違いがあることは確かですけれど、今のトラブルについては、名称を変えて済むという話とは違うかなという部分はありますね。

恵俊彰:
良くも悪くも定着してしまった感がありますもんね。

落語家 立川志らく:
「マイナンバーカード」を知らない人はいないわけだから、名称を変えたらさらにパニックになるんじゃないですか?
河野大臣も、「国民に浸透してない」って、我々のせいにされてもね。もっと懇切丁寧に説明しないと。

恵俊彰:
河野大臣としても、今後首相になるのか否かみたいな部分でも、どう乗り切るのかというところがかかってるかもしれませんけどね。