サッカーを始めてまだ2年と経験の浅い大分市の中学生が今年7月、家族と一緒にブラジルに渡ることを決めました。サンパウロにあるプロチームの下部組織に所属し、プロを目指すといいます。海外行きを決断した本人と家族の思いとは?
サッカーを始めて2年…「高いレベルでやってみたい」
大人に交じってボールを追いかける少年。大分市に住む中学3年生、吉廣龍悟さん(14)です。去年の夏からサッカーやフットサルの社会人チームに参加してトレーニングを重ねています。
(吉廣龍悟さん)「みんな大人なので体ができていて、フィジカルが強い。フィジカルでもスピードでも負けるから知恵を出してテクニックを使うしかない」

サッカーを始めてまだ2年。龍悟さんは当初、同世代のクラブチームに所属していましたが、あえて体格差のある大人だけの環境に身を置きプレーしています。
(吉廣龍悟さん)「高いレベルでやってみたいと思ったので、ブラジルに行きたいと思った。とてもわくわくしています」
サッカー選手としてレベルアップするためブラジルに渡ることを決めたのです。