山梨県甲府市で異業種交流会が開かれ、県産果実の生産と輸出を手がける農業法人の代表が「稼ぐ農業」に向けた意識改革や課題について講演しました。
この異業種交流会はやまなし地域づくり交流センターが定期的に開いているもので28日は山梨市の農業を手掛ける法人アグベル株式会社の丸山桂佑代表が講師を務めました。
アグベルは県産ブドウなどの生産や輸出を手掛け、国の輸出プロジェクトの優良企業にも選ばれるなど今注目の農業法人です。
丸山さんは、農業の成長のためには生産者の意識を変えることが特に必要と訴えました。

また稼ぐ農業の実現には規模の拡大も必要で、山梨の畑は一つ一つが小さく農地の集積に時間がかかるといった課題も指摘しました。