長野県内の5月の有効求人倍率は1.47倍で、2か月連続で低下しました。

長野労働局によりますと県内の5月の有効求人倍率は1.47倍で、前の月を0.01ポイント下回り1.6倍だった2022年11月を境に緩やかに低下しています。

産業別では、ゴルフ場やクリーニング業、冠婚葬祭などの分野で、コロナの落ち着きを反映し、前の年の同じ月を上回りました。

■長野労働局 久富康生(ひさとみやすお)局長                                 
「コロナが始まって昨年まで雇用情勢は非常に乱高下していて、今年に入ってようやくコロナ直前頃に落ち着いてきたというのが今のデータから見る状況」

雇用情勢については、「堅調に推移している」と前の月の判断を据え置きましたが、「物価の上昇などが雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。