「学びを進めたい」必要となる教育機会の確保 町の対応は

取材に対して、町の社会福祉課は「支援の方法は検討中のため取材を受けられない」と回答しています。
ひろと君(仮名)の父
「もちろん行政の方も悪いことをしているわけでも、無視しているわけでも決してないし、出来ないことを無理にお願いしているのもわかっているので、なかなか言いづらいのはあるんですけど、学校に追いつけるわけではなくても、少しずつ前に進めるような教育が受けられたらと思っている」
記者
「勉強をする先に何か目標がある?」
ひろと君(仮名)
「高校はやっぱり行きたくて、大学もいけたらな」
記者
「将来やってみたいことは?」
ひろと君(仮名)
「福祉関係とかお悩み相談とか、人と話す職業みたいなことをやってみたい」
過眠の症状が続く中でも、目標を持ち、学びへの意欲を絶やさない。将来に向けて努力するひろと君が希望を持てるような、社会の在り方が問われています。