■MLB エンゼルス 5ー11 ホワイトソックス(日本時間29日、エンゼル・スタジアム)
エンゼルス・大谷翔平(28)が本拠地で行われたホワイトソックス戦に「2番・指名打者」で先発出場。大谷は5打数3安打2三振で打率.309、6試合連続安打、2試合連続の3安打をマークした。
前日28日(日本時間)は7勝目をあげて2本の本塁打と大暴れだった大谷、1回の第1打席、ホワイトソックスの先発は2年連続2ケタ勝利を挙げているL.ジオリト(28)と対戦。
通算成績は23打数7安打、打率.304、3本塁打と相性の良い投手。1球目から4球連続でストレートを攻められカウント2-2、5球目で初めて130キロのチェンジアップが来たが大谷は体勢を崩されながらもバットのヘッドをギリギリまで残しライト線へ運び、俊足を生かして両リーグトップタイに並ぶ今季5本目の3ベースヒット。6試合連続安打をマークした。
2対5と3点リードされた4回の第2打席、カウント3-2になると大谷の顔に虫が寄ってきて打席を外し、手で払った。改めて打席に入り直し6球目、この試合、大谷に初めて投げた140キロのスライダーに空振り三振に倒れた。
6回、先頭打者で迎えた6回、カウント3-2から外角高め151キロのストレートを見逃し三振、8回の第4打席、2020年までエンゼルスに所属していた元チームメイトのK.ミドルトン(29)と対戦。カウント2-2から154キロのストレートをセンター前へ。ミドルトンに当たりそうになると大谷も1塁へ向かう途中から手をあげて謝った。9回の第5打席はセカンドへの内野安打、大谷は5打数3安打2三振で打率.309、2試合連続3安打をマークした。
ア・リーグホームランキング争いをしているホワイトソックス・L.ロバートJr(25)が1回の第1打席で23号ホームラン。5試合で5本目と大谷に食らいついている。
ア・リーグ打点争いではレンジャーズのA.ガルシア(30)が20号2ラン、タイムリー2ベースを放つなど3打点をあげて66打点と大谷を逆転してトップに立った。
【ア・リーグ本塁打】
1位 28本 大谷翔平(エンゼルス)
2位 23本 L.ロバートJr(ホワイトソックス)
3位 20本 A.ガルシア(レンジャーズ)
4位 19本 A.ジャッジ(ヤンキース)
R.デバーズ(レッドソックス)
【ア・リーグ打点】
1位 66打点 A.ガルシア(レンジャーズ)
2位 64打点 大谷翔平(エンゼルス)
3位 61打点 R.デバーズ(レッドソックス)
4位 58打点 J.ネイラー(ガーディアンズ)