気象庁によりますと、日本付近には日本の南の高気圧の縁に沿って、暖かく湿った空気が流れ込んでいます。また東日本から北日本の上空約5500メートルに、氷点下9度以下の寒気が流れ込み、西日本には氷点下6度以下の寒気が流れ込んでいます。
このため、西日本から東北地方にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲が発達して雷を伴った激しい雨が降るでしょう。
西日本から東北地方では、きょう(29日)夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、局地的な激しい雨に注意してください。















【画像①~⑮】は、きょう29日午前6時半~午後8時までの、1時間おきの雨雲レーダーです。◎印はRSK山陽放送がある岡山市北区です。向こう14時間の雨雲レーダーは、TBS NEWS DIGアプリでご覧いただけます。

西日本から東北地方では、今夜遅くにかけて「落雷」や「竜巻などの激しい突風」「局地的な激しい雨」に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
また、「降ひょう」のおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。