出産時に重い脳性まひになった子どもに補償金を支払う「産科医療補償制度」をめぐり、自民党が、補償の対象外となった子どもに1200万円の特別給付金を支給する案をまとめました。
「産科医療補償制度」は、出産時に何らかの事故で重い脳性まひになった子どもに総額3000万円が支給される制度です。
去年1月に基準が見直されるまで、この制度では、妊娠28週から31週の間に生まれた子どもだと個別の審査が必要でした。これによって補償の対象外となった子どもについて、救済措置を求める声が上がっていました。
こうした声を受け、自民党はきょう開いた会議で、補償の対象外となった子どもに1200万円の特別給付金を支給する案をまとめました。
案では、給付金の財源に制度の剰余金を活用し、2025年の1月ごろをめどに給付を始めるとしています。
注目の記事
「“離脱して良かった”という声の方が多い」自公連立に“終止符”を打った会談の裏側と「高市総裁は総理になれるのか?」公明・斉藤代表に聞いた【news23】

敗者の脳は語る— マウス社会の「負けグセ」をつくるスイッチを発見! 脳から特定の部位を取り除くと…

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

特集戦後80年「総理所感」は何を伝えたのか 沖縄戦体験者「歴史直視を」

「あの日までのお母さんも死んだ」“たった15分の横着”が奪った夫と日常 1枚800kgの鉄板落下事故 被害者家族が訴え「被害者にも加害者にもさせないために」


乳房再建は “形” でなく “生き方” 取り戻す治療…富山大学で進む乳房再建の最前線
