高知県の管財課が、個人情報が含まれた契約関係の書類を紛失していたことがわかりました。

県管財課によりますと、紛失したのは2023年度の庁舎の保守管理についての委託契約に関わる書類一式です。

このうち県庁の電話設備に関わる書類の中には、業務受託者の従業員7人分の氏名や住所といった個人情報が含まれていました。書類は3月に結ばれた契約書類で、管財課の所定の場所に保管されていました。

5月に委託料の支払処理のため会計管理課の職員が書類を持ち出した際には管財課に戻され、6月2日、再び、支払処理のために書類を使用しようとしたところ紛失に気付いたということです。

管財課が書類を探しましたが現在も見つかっていません。契約先には状況説明と謝罪をし、関係書類を復元したということです。

管財課は「契約書類がどこにあるかの確認を担当職員が定期的に行うことをルール化するなどして再発を防止していく」としています。