アメリカがAI=人工知能に使用する半導体の中国への輸出について、新たな規制の導入を検討しているとアメリカメディアが報じました。

アメリカのウォールストリート・ジャーナルは27日、バイデン政権がAIに使用する半導体の中国への輸出について、新たな規制を導入する方向で検討していると伝えました。

具体的には、アメリカの半導体大手「エヌビディア」などによる中国やその他、懸念のある国へのAIに使用する半導体の輸出について、事前にライセンスを取得していない製品については、早ければ来月上旬にも輸出を差し止める可能性があるとしています。

アメリカは去年10月、半導体に関して中国への幅広い輸出管理の規制を発表していて、その規制を拡大するものです。